伝遠州の桂離宮をはじめ、いくつもの庭に引き継がれている「小堀遠州の綺麗さびの美意識」について、遠州研究の第一人者である野村勘治先生に、写真を交えながら、色々な角度から掘り下げて語っていただきます。
我が国の庭園史を通して小堀遠州ほど建築にシフトした造園家はいません。綺麗さびの美意識には建築プロデューサーとしての半生が色濃く投影されているのです。
そんな総合芸術家としての遠州の世界を、余すことなく堪能できる、絶好の機会です。
日 時/2013年2月11日(祝) 13:30時開場、14:00〜17:00
終了後、同会場にて野村先生を囲んでの懇親会を予定(希望者のみ)
場 所/学芸出版社3階
tel:075-342-2600
京都市下京区木津屋橋通西洞院東入
京都駅より徒歩約5分
会 費/2000円(学生1000円)、懇親会(希望者のみ):1000円程度
定 員/50名
○プログラム
1 小堀遠州、総合芸術家としての魅力について
・利休、織部、そして遠州
・西洋文化との関係
・中国文化との関係
・建築と庭との関係性
2 野村先生のヨーロッパにおける作品紹介
3 質疑応答
【講師紹介】
野村勘治 (のむら かんじ)
(有)野村庭園研究所代表
1950年愛知県生まれ。東京農業大学短期大学卒業。重森三玲氏に師事し、作庭のかたわら桂離宮・金閣寺・竜安寺等名園の実測は百数十庭を数える。愛・地球博日本庭園監修など。京都林泉協会副会長。日本庭園学会理事。三重大学非常勤講師。
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